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税務署との連絡協議会

おはようございます。
税理士のなかやまです。

夏真っ盛りの8月ですね。
オリンピックの金メダル獲得数も過去最高ですが、
コロナの感染者も日増しにすごいことになっています。
皆様どうぞご自愛ください。
ちなみに私は今月1回目の接種予定です。

さて先日、税務署幹部との連絡協議会に出席してきました。
税務署は毎年7月10日に人事異動があります。
異動後少し落ち着いた時点で、毎年税理士会と連絡協議会を行います。

ちなみに7月10日に人事異動があるので、以前はその前後(6~8月頃)は
新規の税務調査はほとんどありませんでした。
6月に着手しても異動のある7月10日までに残務処理完了まで考えると到底終わりませんからね。

ところが最近は異動後を見据えて、引継ぎ前提の税務調査も行われています。
今までは春先までに調査がなければ次の調査シーズンは秋口だったのですが、
最近はそうではありませんので、日々しっかり経理処理をしていきたいものです。

さて連絡協議会の話に戻ります。
連絡協議会は税務署と税理士会で、年に何回か意見交換の場として開催されます。
税務署側の出席者は、署長・副署長(複数)・総務課長・総務課長補佐・各部門の1統括で15名弱、
税理士会側は執行部や役員を中心とした税理士会員です。

ここで税務署組織の内部を簡単にご説明します。
税務署組織は、法人課税・個人課税・資産課税・徴収・管理運営など
いくつかの部門に分かれています。
それぞれに1部門から5部門~10部門位まであり(税務署による)、
各部門の一番偉い人が「統括官」、その下に「上席調査官」、さらに「一般の調査官」や
経験年数の浅い「事務官」と言う構造になっています。

各部門は1名の統括官の下に、上席その他の調査官で構成されており、
大体1部門当たり5~7名位となっています。

〇部門は「消費税専門」や「繁華街専門」など
各部門により専門なども分かれていたりするのですが、
〇〇課税の第1部門の統括官は一番偉く、「1統括(いっとうかつ)」と呼ばれます。

1部門は実際に税務調査に行くというよりは、
各部門の相談やチェックをメインにやっているとりまとめの部門になります。

さてそんな税務署幹部との会合の気になる内容ですが、今回は以下のような話でした。

〇令和4年からE-TAXでPDFが送れるようになる。
 「え?今って電子申告なのに送れないの?」と言う声が聞こえそうですが、
ハイ、送れません・・・。
 厳密には税務署の独自方式なら送れるのですが、あまりに特殊すぎて送れません。
 すくなくとも弊所からは・・・(汗)

〇納税証明書のデザイン変更について
 はあ、そうですか。正直どうでもいいです・・・。

〇税務署窓口での税金の納付を10月より16時までとする。
 キャッシュレスの利用促進だそうです。
 キャッシュレスと言っても、〇〇ペイとかでチャリーンと出来るわけではなく
 ネットバンキングやクレジットカード納付、口座振替の利用促進のお願いでした。
 個人的には口座振替ってキャッシュレス扱いなのか疑問ですが。

〇10月1日からのインボイス制度の登録申請始まる
 先月の弊所メルマガでも案内した消費税のインボイス制度です。
 インボイス自体は令和5年10月から開始ですが、10月から開始するためには
 令和5年3月末までに申請書を提出していないとダメです。
 弊所としては、今年の10月から皆様の決算にあわせて随時申請書の提出を始めていく予定です。
 詳細は後日ご案内いたします。

その他にもいくつか連絡事項等がありましたが、
さぞかしウラ話が聞けるのかと思って期待していた方、スミマセン・・・。
現役の税務署幹部とオフィシャルな会合で、そんなグレーな話など聞けませんよね~。

今回はコロナ禍の為、懇親会はありませんでしたが、
例年だと連絡協議会の後に懇親会(アルコール付き)が開催されます。
そういった場だともう少し砕けた話も出来たりするんですけどね~。

それでは今回はこのへんで。