春は税務調査の季節

皆様のおかげで今年の個人確定申告も無事終わりました。

ご依頼頂いた皆様には深く感謝申し上げます。


さて最近はだいぶ気温も暖かくなり、春の訪れを感じます。
春と言えば花見、花粉症、春の税務調査の三大イベントが有名ですね!(当事務所調べ)


事務所も例外なく、来週から3週連続税務調査です・・・(涙)
法人の場合、調査日程は最低でも丸2日、規模などによっては1週間と言う事もあります。
(もちろん内容によっては早く終わることもあります)
調査日は社長も私もほぼ1日対応しなければならないので、大変です。

この3週の税務調査が4週、5週にならないことを祈るばかりではありますが、
こればかりは運を天に任せるしかありません。


税務署は通常の役所とは異なり、事業年度は上半期が7~12月、下半期が1~6月と言われています。
と言うのも税務署の人事異動が毎年7/10だからです。

人事異動は直前に公表になる事が多いので、
税務調査に着手したからには異動日まで、実務的には6月中旬程度には完了させなければなりません。
完了と言うのは、事前の調査連絡から実地調査、事後の検証、審理担当への報告・承認、
修正申告、税金の納付・・・と言う一連の流れになります。

大体これら全てが終了するには少なくとも1か月半~2か月程度かかりますので、
春先の調査は深度がそれほど深くない軽めの調査と言われています。

公にはされていませんが、税務調査官も調査件数ノルマがあるようで、
この時期にあまり時間がかかる調査ばかり着手していては件数こなせないと言うウラ事情もあります。


弊所は創業支援に力を入れていることもあり、
設立から5年前後の法人に初めての調査が来るケースが多いように感じられます。

良くある質問に「赤字法人だから税務調査来ませんよね?」とか「規模が小さいから来ませんよね?」と
聞かれますが、未接触法人(まだ税務調査が一度もない法人)は
そもそもその申告書上の赤字や売上が本当に正しいかどうか税務署もわかりませんので、
一概に赤字や事業規模が小さいからと言う理由で税務調査が来ない事はありません。


ちなみに税務調査の際の必要書類ですが、決算後に弊所から返送している「決算書」「総勘定元帳」、
また請求書や領収書などが調査期間分(通常3年分)必要となりますのできちんと保存お願いします。

その他忘れやすいのが、「年末調整関係書類」です。
弊所からは例年1月上旬にお送りする、源泉所得税の納付書とか源泉徴収票とか入っているものです。
こちらも3年分必要になります。

税務調査は直前決算期3年分を対象にしますが、同時に調査される源泉所得税については
法定納期限までが対象となります。
3月決算で、源泉所得税は半年毎に納付する会社の場合、
税務調査は30.3月期、29.3月期、28.3月期ですが、源泉所得税は30.7~12月分までが対象となります。


またエクセルやワード等で請求書を作成している場合などで、データはあるけどプリントアウトしていないケースもあるかと思いますが、
調査の際に全てプリントアウトするよう言われます。

余りに資料の整理が悪い場合などは、当初2日の税務調査の予定が
2日で終わらないから3日、4日と伸びることもありますのでご注意ください。


それでは今日はこの辺で!