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確定申告シーズン到来!税理士会の無料相談

おはようございます。

税理士のなかやまです。

 

今年も確定申告の時期となりました。

12月決算の申告月もありますしね(12月を決算に選ぶ会社はかなり多いです)。

2月はただでさえ28日しかないのに、休日が2日もあります。。

本来なら喜ぶべきことなのですが、この時期の2日はでかい!

さらに28日と31日の差もでかい!!!

皆様、速やかな書類のご提出にご協力お願い致します。。。

多分この時期は40度くらいまでは平熱だとおもいますが、万全の体調で望みたいと思います。

 

我々税理士もこの時期は税理士会の事業で、確定申告の無料相談に従事します。

私の所属している横浜中央支部は横浜市の中区、西区にお住いの方の無料相談を行います。

もちろん無料なので、年金+医療費のみ、2か所給与など基本的には簡単な内容となります。

そもそも1人あたり30分程度しか時間が取れませんのでそりゃそうですよね。

 

横浜中央支部は所属税理士の人数も多いので、強制割当にはなりませんが、

規模の小さい税理士会や個人の確定申告の多い支部(横浜南支部など)は、

無料相談に来る人数に対して、税理士の人数が圧倒的に足りないので

強制割当になるそうです(=従事する日にちを選べない)。

 

1人30分程度なので、当然事業所得がある方や不動産売却の譲渡所得、

その他ヤヤコシイ申告はお断り(=お金払って税理士に依頼してね!)と言う事になります。

もちろん受付の段階で申告内容をヒアリングして、受付可否を選別するのですが、

たまに順番が回ってきた後に、「実は〇〇の収入がありまして・・・」

と後出しで言われることもあります(汗)。

当然お断りするわけですが、散々待った挙句申告出来ないと言う事になります。

 

国のE-taxソフトは年々使いやすくなっているみたいですが、

そもそも我々税理士は、国のE-taxソフトではなく、専門のソフトを使っているので、

国税のソフトの操作方法がよくわからないんですよね。

 

さらに昨年からは国税の要望で税理士会でもスマホ申告を勧めておりますが、

まあ、これが使いにくい!

 

現場の声をハッキリ言ってしまうと、

「スマホで申告出来るような方は、そもそも無料相談なんかにこねーよ!

家からE-taxで申告してるわ!」です。。

 

一応無料相談は税理士が代理で作成して行うわけではなく、自主申告のお手伝いをする

と言う建前なので、スマホ操作とかしちゃダメなんですよね。

落としたて壊れても困りますので。

そもそも他人のスマホの設定とかよくわかりませんし(汗)

さらに、パスワードもわからないし、マイナカード忘れてくる、画面小さいし、

アプリって何?、時間がかかる、と良い事は何もないです。

 

別にスマホ申告を否定しているわけでは全くないです。

パソコンをお持ちでなくてもスマホを持っていない方はほとんどいないでしょう。

ただ、無料相談の会場にはそぐわないかな、と思います。

 

インフルエンザもかなり流行っておりますし、

1年で一番寒い時期となりますので、皆様どうぞご自愛ください。

 

それでは今回はこのへんで。

 

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