白色申告と青色申告の違いは?

 白色申告には税制上のメリットは特に設けられていませんが、青色申告は税制上のメリットがたくさん設けられています。

 

 白色申告
 白色申告とは、特に事前に申請などをせずに開業後に確定申告をした際に自動的に選択される申告方法です。

つまり事前に何もしないまま確定申告をする場合は白色申告になるわけです。
特に事前に申請をせずに自動的に選択される申告方法なので、残念ながらこれといって特典はありません。

しいて利点を挙げるなら、確定申告書に添付する書類である収支内訳書が、青色申告のときに添付する青色申告決算書に比べて作成するのが簡単である、という点がありますが、会計ソフトを利用するならどちらも作成の手間はさほど変わらないため、特にメリットはないことになります。

 

 青色申告
 白色申告に対し青色申告は、事前に青色申告をするという申請を行い所轄の税務署長の承認を受けた上で申告をする方法です。
「申請をして承認される」というとなんだか非常に難しそうな言い回しですが、実際は以前に青色申告を取り消されたなどの理由がない場合は、申請期限さえ守れば自動的に承認されるので心配は無用です。
青色申告の申請は、原則、申請を受けようとする年の3月15日までつまり平成28年分(平成29年3月15日までに申告する分)の申告で青色申告をしようと思ったら平成28年の3月15日までに申請をしなければなりません。
但し1月16日以降に新規開業してすぐ青色申告をしたい場合には、開業した日から2ヶ月以内に税務署に行って青色申告の申請をすれば承認がうけられることになっています。
例えば6月1日に開業した場合なら7月31日が提出期限となります。3月16日以降に開業している場合でも一年目は白色になるというわけではありませんのでご安心ください。

 

 帳簿を作成しなくて良いから白色申告を選ばれる方がいますが、実際はある程度の帳簿作成は必要ですし、それ以上に青色申告のメリットは大きいので、必ず提出するようにしましょう。