お店のものを自分で使ったときは?

12 自分に対しての売上を計上します。これを家事消費売上と呼びます。

 

 事業で使うために仕入れたものを事業主が自宅用として使うケースがあります。
例えば飲食業を営んでいる事業主が店のために仕入れた材料を加工して、まかないとして食べるような場合です。

このような場合には、その消費した事業主がその商品を買って食べたものとして相手勘定を「事業主貸」とする「家事消費売上」を計上する必要があります。
その際に家事消費売上として計上する金額は
①その商品の仕入金額
②その商品をお客さまに販売したときの値段の70%
のいずれかのうち、大きい金額以上とします。


実際に例を挙げて計算してみましょう。
(例)300円で仕入れた材料を加工してまかないを作って食べた。この材料は、加工して1000円の商品として販売できる。
このケースだと「①その商品の仕入金額」に該当する金額は300円、「②その書品をお客さまに販売したときの値段の70%」は1000円×70%=700円となり、そのいずれかの大きい金額を採用するので、②の700円が家事消費売上として最低限計上すべき金額となります。
また、従業員へ賄いとして食事を出している場合には一定の条件を満たす事で有利な処理が可能ですので確認しておきましょう